相手を理解する努力・・・「吠え」編

「咬み」編に続き、今回は「吠え」編です。

 

「吠える」といった問題行動は今の住宅事情では

 

見逃してはいけない問題です。

 

昔は戸建てが多く、隣近所との距離も広く、

 

少々吠えた所でみんな番犬として飼ってたので

 

苦情に繋がることなどめったになかったと思います。

 

でも今は、マンションが増え、戸建てでも

 

隣近所との距離が近くなり、

 

「吠える」といった行動がすぐに苦情に

 

繋がってしまう時代になりました。

 

苦情が出てしまうと、どれだけ飼い主さんがその子を

 

飼い続けたいと思っても

 

それが叶わなくなってしまう可能性だってあるのです。

 

そんな事にならないように、少しの「工夫」を意識してみて下さい。

 

飼育環境によっても変わってきますが、

 

簡単な例をいくつか挙げます(^o^)/

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・外飼いで、通る人などに吠える子 の場合

 

小屋の位置や係留する位置を変えましょう。

 

玄関先や、道路に面していて人の出入りや通行がよく見えると

 

気になってしまって犬自身も落ち着けません。

 

また、通行人はただ通り過ぎただけでも、

 

犬は自分が吠えたことによって立ち去ったんだと

 

何ともポジティブな勘違いを起こしてしまい

 

自信が付き、どんどん吠える事が多くなります。

 

犬が落ち着いて休めるように、

 

外飼いの場合は、あまり周りが見えないような道路に面していない

 

場所にしたほうが吠えにくいです。

 

見えなくても、音に敏感な子は、

 

玄関だけでも入れてあげると落ち着くのではないでしょうか?

 

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・インターホンや来客に吠える子 の場合

 

インターホンが鳴ると、犬は誰かが家に入って来る

 

ということを学習しています。

 

トレーニングをすればいいのですが、

 

ここで紹介しているのはあくまでも「工夫」です。

 

インターホンの音に吠えるなら

 

音を消してしまってインターホンの子機のようなもので

 

振動で知らせてもらうものに替えるか、

 

インターホンの音を変えてしまうか、、、、

 

来客に吠えるのなら来客は呼ばない!(笑)

 

何度も言いますがあくまでも工夫策としてみて下さい^^;

 

どうしてもの来客の時は協力してもらえる方に

 

お散歩へ連れ出してもらったり、

 

時間預かりのホテルを利用したりすれば吠えて話が出来ないとか

 

苦情が来ることはありません。

 

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・構って欲しくて吠える子 の場合

 

飼い主さんに構って欲しくて

 

吠える子は、基本的に発散不足です。

 

散歩をもっともっと増やす工夫をして下さい。

 

散歩を満足するまで行って疲れたら

 

無駄吠えは改善される場合があります。

 

散歩の時間を2~3時間増やしても吠えるなら

 

頭を使わせて疲れさせてください。

 

 

・留守中吠える子 の場合

 

分離不安で吠えている場合を除きますが、

 

この場合も多くは発散不足

 

留守番の前にくったくたに疲れさせておけば

 

留守中ぐっすり眠れます。

 

そんな時間ない!のなら、犬のデイケアなどを利用して

 

留守中どこかへ預けましょう。

 

留守番させるだけなのにお金かけるなんて!と思いますか?

 

よく考えて下さい、

 

飼い主さんは仕事などの用事があって出かける為

 

暇ではありませんが、

 

犬は一人で出かけたり、テレビ見たり、

 

ご飯を食べたり出来ないから、ただ帰りを待っているんです。

 

そりゃ~ヒマにもなって吠えたくもなりますよ^^;

 

私が犬の立場でもヒマすぎて吠えるか

 

ソファをかじるか、コードを咬みきるか、、、、

 

そう思うと、毎日ではなくても、たまには

 

ただのお留守番ではなく、デイケアのあるお店で

 

一日遊んでもらったり、他の犬と交流したり、

 

散歩へ連れて行ってもらったりする日を

 

作ってあげてもいいのではないでしょうか?

 

 

飼い主さんの生活を全く変えずに

 

犬だけに変わってもらおうと思っても

 

そんな都合よくいきません。

 

犬に変わってほしいなら、飼い主さんも何かしらの

 

努力が必要です。

 

お互い持ちつ持たれつってことです!!

 

『なんで言う事聞かないの!!!』と怒る前に

 

どうしてその行動をするのか?と考えてあげて下さい^^

 

 

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相手を理解する努力・・・「咬み」編

前回のお話の続きの「咬み」編です。

 

ハッピーハウスには「咬み癖」をもったワンコも居ますが、

 

生活の工夫次第で問題なく生活できる子ばかり。

 

小さなお子さんがいるご家庭は難しいですが、

 

工夫次第で家族に迎え入れれるワンコの

 

幅が広がる事を知って頂けたらと思います^^

 

 

まずは実例から、、、、

 

胸を張って言える事ではありませんが、

 

私の家族であるケントも咬み癖の持ち主。

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保護当時よりもだーーーーいぶと丸くなりましたが、

 

色々と工夫して生活しています(^-^;

 

飼い主が訓練士なんだからトレーニングすればいいのですが、

 

生活で困ることが無いので正直まぁいいか、と(^-^;

 

犬と生活する上で許容範囲内であれば妥協も必要(笑)

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ケントが咬むポイントは、

 

・抱っこされること。

 

毎日一緒に通勤しているのですが、ケントは腰が悪く

 

車へ飛び乗ることが出来ません。

 

かと言って抱っこすると怒ります(笑)

 

なぜ怒るのか本人には聞いてませんが、

 

腰が痛いのと、元々怖がりなので抱っこされるのが怖い

 

のではないかと思います。

 

なので今は車に乗せる時用の台を用意して

 

自分で乗ってもらってます。

 

ひと手間ありますが、これでケントも怖がらず

 

人も咬まれずなので安全かつ簡単な工夫^^

 

診察台に乗せる時は口輪をつけます。

 

その他にも

 

・他人がダメ。

 

私も最初触れなかった子なので元々人がダメでした。

 

今はだいぶ人馴れして愛想良くなりましたが

 

心を許すまでは触られるのはNG

 

触らなければ自ら襲って行く事はないので

 

これは飼い主の管理の問題

 

警戒心が強いので夜のお散歩のときは

 

頼りになります^^(笑)

 

どうしても触られなければいけない診察時などは

 

口輪をしていれば問題なしです^^

 

ただ、万が一私がお世話出来ない状況になった時を

 

考えて、数名の人には慣れてもらっています(^o^)/

 

こんな感じで、オールOKな性格の持ち主ではないですが、

 

楽しく一緒に生活しています( *´艸`)

 

 

その他、工夫の例をいくつか挙げます(^o^)/

 

・エサにキツイ子 の場合。

 

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何の問題もなく愛犬にご飯をあげている方には

 

ピンと来ないフレーズかもしれませんが、

 

ご飯をあげる時に怒る子や、

 

ご飯皿を下げる時に怒る子は珍しくありません。

 

お皿を置いたり、引いたりが難しい場合、

 

ドライフードであれば何もお皿に入れる必要は無いのです^^

 

床にばらまくのが危険(近くに居るだけで咬む)なら

 

ご飯の時はサークルなどに犬を誘導し、

 

サークルの中にフードをバラバラ~っと撒く。

 

全部食べ終わったところでサークルから出して

 

中を掃除すれば安全です♬

 

 

・散歩後の足拭きが出来ない子 の場合

 

足を拭くのを嫌がって怒る子は多いのではないでしょうか?

 

確かに足を拭かないと家が汚れますが、

 

咬まれるくらいなら拭かずに入れて

 

家を掃除するほうがいいのでは?

 

それか、玄関に濡らしたバスタオルなど大判なタオルを

 

敷いておいて、家に入れるときは

 

そこを踏ませて入れるとか、、、^^

 

私は3頭いて足拭きがめんどくさいので

 

玄関に汚れていいマットを敷いて

 

そこをぐるぐる歩かせてから部屋に入れてます^^;

 

 

・ブラッシングやシャンプー、爪切りなどが嫌いな子 の場合

 

これも多いと思います。

 

これは正直口輪を付けれるように教えた方が楽です。

 

口輪さえ付けれたらお家でも出来ますし、

 

今は「トリマー」というプロもいますので

 

任せるのも全然ありだと思います。

 

ただ、トリマーさんも咬まれてけがをしたら

 

仕事になりませんので、

 

断られてしまうケースもあります。

 

口輪が付けれるか付けれないかでは

 

できる事も変わってきますので

 

これに関しては口輪がベストかと思います^^

 

 

・ベタベタ触ると怒る子 の場合

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昔と違って、今は犬を飼う目的のほとんどが「愛玩犬」

 

だからと言ってすべての犬がベタベタ触られることが

 

好きな訳ではありません。

 

特に日本犬は自立心が高い為

 

ベタベタされることを嫌う子が多く居ます。

 

その子によって、ベタベタOKか、サバサバタイプかを

 

ちゃんと見極めて接して下さい。

 

サバサバタイプにしつこくベタベタしたら

 

そりゃ~怒られますよ(笑)

 

うちの子は、モカ→不愛想でもベタベタOK、

 

ケント→やきもち焼きでもサバサバタイプ、

 

コロ→我が道を行くが、ベタベタも嫌いではない。

 

という感じ(笑)

 

たとえ同じ犬種でも性格はバラバラです。

 

「○○さんとこのダックスは甘えん坊なのに、うちの子は~~~」

 

なんて他のワンちゃんと比べてはいけませんよ~!!

 

ザっと出しましたが、

 

あくまでも一つの工夫の例です。

 

工夫しようとすればいくらでもできるはずです^^

 

「犬はこうでなければいけない!」とか、

 

「他のお家ではこんな方法してない!」とか

 

固定観念を捨てて、お家のワンちゃんと飼い主さんに合った

 

方法で楽しく過ごせたらそれでいいじゃないですか(^o^)/

 

次は「吠え 編」です。

 

お楽しみに~( *´艸`)

 

 

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クルルン&リンリン

ハッピーハウスには元々野良出身の子達、怖がりさんがたくさんいます。

そんな怖がりさん達の課題となるのが、「人馴れ」「お散歩」。

 

リードを付けること、リードを付けて歩くこと、、が出来ないと

里親さんに紹介するのもなかなか難しい・・・というのが現状です。

 

その中で今、リード慣れの練習真っ只中の、怖がりさん2頭を紹介したいと思います。

 

推定2、3歳のクルルンと

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推定8歳のリンリン。2頭共女の子です(^-^)

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保護された当初から野性味の強い子で、常にこちらの様子を伺っているところがあるクルルン。

保護された時の写真ではとても怖い表情をしていたリンリンは、子供を産んだことのあるお母ちゃん。

 

小屋からも出てきてくれず、ご飯もなかなか人前では食べてくれない、人間への警戒心が強い2頭。

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ですが、じっくり関係を築き、少しずつ距離を縮めていく内に

今ではリンリンは手からおやつを食べてくれるように、

クルルンは私が近くで見ていなければご飯を食べてくれるようになりました(`・ω・´)

 

クルルンとリンリン、それぞれリードに慣れるまでに時間は掛かりましたが、

進んでは休みを繰り返し、歩けるようになったりパニックになったり、、と

怖がりながらも一生懸命頑張って練習を積んできました。

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まだまだリード慣れの途中ですが、最近ようやく犬舎から

皆さんの目に触れるところまで歩いてくることが出来るようになったんです!!

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今はリード慣れの練習を頑張って、「お散歩が出来るように」がこの子達の目標。

お散歩が出来るようになって、少しでもクルルン、リンリンのことをアピール出来ればと思っています。

 

余談ですが、個人的にツボだった小屋から出されたリンリン、、

どこに向かって怒りをぶつけているのか分からない1枚(笑)

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施設にはクルルン、リンリン以外にもリード慣れの練習中の子達や

怖がりさんな子達がまだまだたくさんいます。

また、リンリンのような警戒心の強い元々野良のお母ちゃん達もたくさんいます。

 

触れ合うことは出来なくても、一緒の空間にいるだけでも

この子達の性格や特徴を少しは分かってもらえるんじゃないかと思います。

犬舎の外からでも中からでも、この子達を見てもらえたら嬉しいです。

 

是非怖がりさん達にも会いに施設に遊びに来て下さい(*^-^*)

 

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相手を理解する努力・・・

 

捨てられる犬の理由で『咬むから』『吠えるから』というのが

 

本当に多い。。。。。。

 

咬まれたら確かに痛いし、怖くなるのも理解できる。

 

でも、それは命を捨てる理由にはならない。

 

マンションなど集合住宅が増えているなかで

 

吠えられたら困るのも理解できる。

 

でも、それも捨てる理由になんてならない。

 

困ったから「捨てる」

 

手に負えないから「捨てる」

 

簡単に「捨てる」という選択肢を選び過ぎではないかと思う。

 

犬は犬だけれども、

 

家族の一員であり、何より命です。

 

人間の勝手な理由で捨てられる命なんてあってはいけない

 

犬は飼い主を選べない。

 

その犬を選んだのであれば、何があっても

 

生涯その犬を大切にするのが選んだ側の責任では??

 

 

「咬む」や「吠える」など問題は様々で、

 

トレーニングをして改善するまでの時間も様々。

 

トレーニングは飼い主さんも時間を割かなければいけないし、

 

なによりプロに頼むとお金がかかるのが現実。

 

トレーニングに時間もお金もかけられない方は

 

少なくないはず。

 

それでも諦めないでほしい!

 

「咬む」や「吠える」といった問題行動があっても

 

相手を理解して、生活を工夫するだけでも

 

お互いストレスなく生活できるようになる可能性はあります!

 

長くなってしまうので「咬み編」と「吠え編」で

 

分けてアップします^^

 

 

 

 

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野良っ子は一途!!(^o^)/

最近あまり聞かなくなった『野良犬』

 

昔は歩いていれば野良犬に遭遇する事もしばしば。

 

あまり見かけなくなったけれど、

 

今もひっそりと必死に生き延びている野良犬はいます。

 

約2年前ほどから、

 

ある敷地内の野良犬の子が立て続けに保護されてきている。

 

親犬を捕まえなければ仔犬の保護はエンドレス。。。。

 

でも、さすが何年も野良をしていただけあって

 

警戒心が強くなかなか捕まらないのが現実(>_<)

 

 

 

すでに幸せを掴んだ子もいますが、

 

「怖がり」という性格でなかなかお声がかからない子達が、、、

 

今回は同じ土地出身の野良っ子達をご紹介!!

 

こだまのぞみ.JPG

今いる出身が同じ野良っ子たちの中で一番年長さんのこだま(左)のぞみ(右)

 

仔犬と言ってももう1歳半くらいですが、、、、

 

 

 

その次の代が、

 

らっきょ mod.jpg

「らっきょ」

 

コーン.jpg

「コーン」

 

ポテト.jpg

「ポテト」

 

キュー.jpg

「キュー」

の4頭。

 

5頭保護されてきましたが、

 

現在同じ代の「ジン」にお声掛けをいただいています^^

 

毎週のように犬舎まで会いに行って

 

ジンに慣れてもらおうとしてくださる素敵なご家族さんです^^

 

 

そしてその次の代が、

 

ネク.jpg

「ネク」

 

タイ2.jpg

「タイ」

 

現在リード慣れなどお勉強中です。

 

タイは慣れるとこんな笑顔を見せてくれます^^

 

タイ.jpg

お耳ペタ~~~~( *´艸`)可愛い♬

 

みんなみんな沢山アピールしたいところはあるのですが、

 

なんせ同じ土地出身仔犬が多くて長くなってしまうので

 

サクサク紹介します^^

 

 

ネクとタイの次が、

 

みち.jpg

「道(みち)」

 

永遠2.jpg

「永遠(とわ)」

 

あおい.jpg

「葵(あおい)」

 

なぎ.jpg

「凪(なぎ)」

 

この子達の兄妹の「琴(こと)」がもうすぐ卒業します^^

 

 

そしてお次はまだまだやんちゃ盛りの、

 

天むす.jpg

「天むす」

 

ピーたん.jpg

「ピーたん」

 

体はまだ小さいですが、現在一つ上の代のお兄ちゃん・お姉ちゃん

 

達と一緒に過ごしています^^

 

 

そしてラストが、

 

テナ.JPG

 

「テナ」

 

リオ.JPG

「リオ」

 

テナリオ.JPG

日中は受付内のサークルに居るので

 

優しく声を掛けてあげて下さい(^o^)/

 

 

この子達はとても怖がりですが、

 

心を許した人にだけ見せてくれる表情が沢山あります!

 

心を許してくれるまでは

 

数か月、数年の時間がかかるかもしれません。

 

なかなか慣れてくれず心が折れそうになることも

 

あると思います。

 

でも、ほんの少しずつ見える変化が

 

言い表せないくらいの喜びをくれます( *´艸`)

 

その変化は飼い主さんにしか見せない変化。

 

つまり、野良っ子は一途なんです!!!(*^-^*)

 

 

簡単な子達ではないので

 

「慣れるのに何年かかっても構わない!!」くらいの

 

覚悟がなければ難しいですが、

 

この子達にも暖かい家族を見つけてあげたい!

 

最初は怖がって吠えちゃったり、

 

小屋に隠れてしまったり、

 

無理に触ろうとすると身を守ろうと必死に

 

なってしまったりするけれど、

 

慣れない事は決して無いです!!

 

ハッピーハウスには『怖がりさん』がたーーーーくさん居ます。

 

みんなが幸せになってほしいから、

 

どうか、怖がりさんにもチャンスを下さい。

 

この子達に是非会いに来てくださーーい(^o^)/☆彡

 

かんでんこいぬ.jpg

 

 

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