- 【季節のコラム】フィラリア症にご注意!!
- (2008/05/09)
フィラリア症(犬糸状虫)とは?
フィラリアに感染している犬の血を蚊が吸血します。その際、感染している犬の血と一緒にフィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)も一緒に蚊の体内に入ってゆきます。
蚊の体内でミクロフィラリアが感染幼虫に成長し、フィラリアに感染していない犬の血をその蚊が吸血することで、犬の体内に感染幼虫が侵入します。
感染幼虫は犬の体内を移動しながら、成長を続け、約6ヶ月で成虫となり最終的には肺動脈などに到達し、ミクロフィラリアを生産しながら、4~5年の生涯を全うします。
感染した犬は、いずれ軽度から重度までの様々な心臓・血管疾患の症状が現れてきます。
フィラリアの予防
予防薬の投薬開始の目安は、蚊を見るようになって1ヶ月後(5~6月)から、最終は蚊を見なくなって1ヶ月後(11~12月)で地域によって異なります。
予防薬は犬の体内に侵入した感染幼虫が最終寄生部位に 到達する前に、幼虫のうちに殺滅することで、フィラリア症を予防しているのです。
幼虫が一定期間を経て成長してしまうと予防薬の効果は得られません。
フィラリアに感染している犬に予防薬を投与するとショック症状などを引き起こす可能性があります。そのような事態にならないように、予防薬投与の前に感染の有無を検査し知った上で愛犬の健康を守ってあげましょう。 (ハッピーハウス動物診療所 獣医師 吉崎)
